[口コミ] ワイモバイル 305ZTを契約してはいけない? [レビュー] 303HW/GL10Pとの比較も







イーモバイルとウィルコムが合併し、ワイモバイルのサービス開始からまもなく2か月が経とうとしています。
そして、10月3日より新端末「Pocket WiFi 305ZT」が発売になります。

ここでは現行端末である303HWやGL10Pとの比較をしながらレビューしていきます。


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端末のスペック比較 305ZT/303HW/GL10P


 
端末名 305ZT 303HW GL10P
発売日 2014.10.03 2014.08.01 2013.12.06
メーカー ZTEジャパン ファーウェイ ファーウェイ
連続通信時間 約9時間 約9時間 約10時間
サイズ 約117×62×13.9mm 約101×59.5×15.9mm 約91×57×14.7mm
重さ 約150g 約130g 約120g
最大同時接続台数 14台 10台 10台
通信速度 下り最大165Mbps 下り最大110Mbps 下り最大110Mbps
通信制限 @7GB/月を超えた場合は最大128kbpsに制限
A1GB/3日を超えた場合、当日6時〜翌6時まで24時間の通信制限
B366MB/日を超えた場合、当日21時〜翌2時の間制限


サイズについて ★☆☆☆☆

WiMAXのNAD11やMobile Slimのように、カードサイズの端末が発売されている中、やはりこのサイズは大きすぎます。家電量販店での常套句は「カバンの中に入れておけばサイズは気にならないですよ」「その分バッテリー持ちます」といった所でしょうが、実際のところ、iPhone5Sの倍の厚みを持つこの端末がコンパクトとは言えません。

カバンを持ち歩く、持ち歩かないにかかわらず、やはりコンパクトであることのメリットは大きいです。
また、バッテリーに関して言えば、これより小さい端末で連続通信時間12時間以上の端末なども中には出ていますので、バッテリーのために大きくなっているわけではなく、通信モジュール(要するにアンテナのこと)がこれ以上小さくできないからというのが一番の理由です。

 参考画像:WiMAX2+対応 NEC NAD11

通信時間について ★★★☆☆
通信時間は一般的なところです。実働7時間前後といったところでしょう。端末のサイズが大きいので、この倍くらいは実際にあるといいですが、現状どのメーカーの端末も9時間前後が主流ですので、これに関しては特に問題はありません。とはいえ、朝電源を入れて、夜までは持ちません。つけっぱなしで使うのであれば、モバイルバッテリーや、途中で充電が必要になることは考慮しなくてはいけません。


速度について ★★☆☆☆
303HWのレビューページなどでも書きましたが、最大165Mbpsであっても実際に出る速度は都内で平均5Mbps程度です。ネットの閲覧や動画の視聴なども問題ない速度ですが、通信制限がかかると128Kbpsまで低下してしまいます。 とても快適に使える速度ではありませんので、メイン回線として使う方だけでなく、1日数時間以上使う方には注意が必要となります。詳細は後述する「おすすめできない理由:通信制限」を参照してください。


その他の機能 ☆☆☆☆☆
特に変わった機能はありませんが、なぜかタッチディスプレイを搭載したモデルがここ最近多く発売されています。端末を使う際に画面で操作することは基本的にありませんので、ディスプレイを付けるメリットはほとんどありません。


303HW/GL10Pとの比較
305ZTの目玉はキャリアアグリエーション(以下CA)です。CAは複数の周波数帯を重ねて高速通信を実現する技術ではありますが、実際に使える地域は限られる上、使える通信量が限られているので正直微妙なところです。

端末の比較ですが、特にこれといった変化はありません。若干バッテリー持ちが悪くなり、少し大きくなった―というところです。303HWが発売されてからわずか2ヶ月で発売になったのも謎なところですが、ここ最近CMでauによるCAをやたらと宣伝していることが大きく影響しているのでしょう。


総合評価 ★★☆☆☆
後述する通信制限のこともあり、現時点でのオススメは正直できません。よほどインターネットの利用頻度が少ないなら別ですが、制限が厳しすぎて純粋な端末自体の評価だけというのは難しいのが現状です。
肝心の端末に関しても、ここ数年大きな進歩は見られず、バッテリー時間の割に大きすぎなこともマイナス点。単純なモバイルルーターとして、小型化、大容量化を今後に期待したいところです。




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通信制限について


現在、ワイモバイルのルーターでは以下のような制限があります。

@7GB/月を超えた場合は最大128kbpsに制限
A1GB/3日を超えた場合、当日6時〜翌6時まで24時間の通信制限
B366MB/日を超えた場合、当日21時〜翌2時の間制限

A、Bに関しては具体的な速度は公表されていませんが、最大128〜256Kbps程度です。
昔のISDN(ダイヤルアップ回線)程度と、非常にストレスのたまる速度になります。

一般的なスマホでも、通信制限がかかると同等の速度まで制限されるため、体感してる方も多いかもしれません。

モバイルルーターとして使う場合、これらの速度はやはり非常に厳しいものとしか言えず、サービスが根本的に見直されることが無い限り、やはりモバイルルーターとしてのワイモバイルは選択肢には入りえません。

年々厳しくなっている制限ですが、やはり現状ではWiMAX一択でしょう。



参考:価格,com

こちらは現行機種のGL10Pの価格,comでの評価です。
端末自体は大して問題がなくとも、結局のところサービスの問題でこのように低いレビューとなっているのが現状です。

というわけで、よほど通信量が少ない方でしたら問題ないでしょうが、なかなかおすすめはしづらいです。

参考程度にどうぞ